キスを楽しもう

安全地帯さんは言いました。

  もっと勝手に恋したり
  もっとキッスを楽しんだり
  忘れそうな想い出を そっと抱いているより
  忘れてしまえば

  今以上 それ以上 愛されるのに
  あなたはその透き通った瞳のままで
  あの消えそうに 燃えそうな ワインレッドの
  心を持つ あなたの願いが かなうのに

でも、私は思います。
惚れっぽいけれど恋したこともない。
キスしたこともない。


もうね……

思い通りにゃ、すすまない
恋に大事な コミュニケート
どんなコトバが 命中?
国語辞典を めくろう


誰か、キスしませんか?(女の子希望未成年不可)
今の俺のキスの味はニンニク味です。


純情に ノーガードです
うるむ 瞳を隠せない
けれど役柄は 脇役です。
いつも 横目ゲーム……


さて、冒頭以外のこれまでの歌詞は、福山潤さんの「ハートのエッジに挑もう Go to Heart Edge」です。

気づけばアニソンばかりのパソコン内の音楽。
さて、問題です。
俺のパソコン内の音楽、誰の曲が一番多いでしょう?
正解者には、亜金さんのニンニクキッスをプレゼントします。


あぁ……
ラピュタのごとく女の子が降って来ないかなー
キャッチ出来る自信ないけど。

天気予報は、晴れ時々女の子!とかとか。

今日は一日ヒマックス
アレコレしたくて迷っちゃう
お休み気分のプリンセス
気付けば夕方ダメックス

最後のわかる人いるかな……?

でも、ここからは亜金さんの本音。
本当に女の子が空から降ってきたら嫌だな。

異常気象とか飛行機事故とか……
怖い怖い怖い。

当たれば即死。
目の前に落ちれば悲劇。

やっぱり女の子が、降ってきませんように……
そして、亜金さんのショートコント。

桃太郎

ろーんぐろーんぐろーんごあ・ごー
ある日、お爺さんとお婆さんとネコがいました。
おじいさんは山へしばかりに、おばあさんは川へせんたくに行きました。
ネコは、お昼寝です。
おばあさんが川でせんたくをしていると、ズンジャッカ、スッジャッカと、ジャズの音楽と共に大きな桃が流れてきました。
「おや、これは良いおみやげになるわ」
お婆さんは、拾ったものを食べようと桃(想定重量75キロ)を片手で担いで持って帰りました。
そして、おじいさんとおばあさんが桃を食べようと桃を斬ろうとすると桃の皮を突き破り手が出てきました。

お爺さんとお婆さんは腰を抜かして驚きました。
人の形をしたそれあ、言いました。

「余が壊してやろう!そして与えよう!
 平等ととは言えぬ間でも理不尽のない世界を!」

「貴方は王にでもなるつもり?」

お婆さんが、そう言うとお爺さんが、桃から産まれたモノに言いました。

「お主の名前は、メルエムじゃ」

「メルエム?」

メルエムが、首を傾げます。

「ああ。そうじゃ……
 『全てを照らす光』と言う意味じゃ」

「わかった。
 ならばこれから余は、メルエムと名乗ろう」

メルエムは、毎日1500回の腹筋。
そして1200回の腕立て伏せをして修行をしました。
そしてネコのピトーとの組み手でメキメキと実力をつけました。

そしてある日、メルエムが言いました。

「余が鬼ヶ島へ行って、鬼と呼ばれるものを退治して雇用」
「無理じゃ……
 主はネコとしか戦っては来ていないのじゃろう?
 平均戦闘力60万の鬼に勝てるわけなかろう……」

お爺さんがそう言うとメルエムが言います。

「問題ない。
 ピトーの戦闘力は1040万だ」

メルエムが、そう言うとお爺さんがため息をつきました。

「仕方がないのぅ」

お爺さんはそう言ってメルエムに【桃太郎印のきびだんご】を渡しました。

「これは?」

「【桃太郎印のきびだんご】じゃ……
 これがあるとどんな動物も言うことを聞くようになる」

「いらぬ。
 余はひとりで鬼を倒してみよう」

「青いな……」

「なんだと?」

メルエムがお爺さんの方を睨みました。

「山を一歩出れば、まずポッポと言う戦闘力900万のハトに出逢うじゃろう」

「主ではそのポッポに勝てることは出来んじゃろう……」

「戦闘力900万だと?
 面白い!すべて薙ぎ払ってやる!」

「1匹なら主でも勝てるかも知れん。
 しかしのう……」

お爺さんが手刀でまきを割りながら言葉を続けました。

「最近群れバトルというモノが流行ってのう……
 奴らは6匹の群れで襲ってくる。
 戦闘力900万×6匹の力を侮ってはいかん!」

お爺さんは、気合でまきを一度に100個割りました。

「面白い!面白い!面白い!」

メルエムは、笑いながらまきを120個割りました。

「気合でまき割りを極めた余に恐れるものなどない!」

メルエムが高笑いを浮かべました。

「極めるとな?」

「む?」

お爺さんの問いにメルエムは、眉をひそめました。

「極めるとは、こういうことじゃ!」

お爺さんの周りにあったまきが、1200個一気に割れました。
その後、お爺さんは無駄にまき割りをしたことをお婆さんに笑われたことは言うまでもありません。

【続かない】


今日の亜金さんの一曲は、安全地帯さんの【ワインレッドの心】です。