悲しことかな
この子にとってパパとママは、神様だったんだろうね。
ご飯を食べさせてもらって服やおもちゃを買ってもらって遊んでもくれる。
でも、怒らずと怖い。
だから、逆らえなかったんだと思う。
ママがひとりで、家から出たとき、どう思ったんだろうか??
「僕も連れて行って」と言わなかったのだろうか?る
ママが、怖くて言えなかったのかな。
俺の記憶が正しければ、このパパは暴力をふるう人だったらしい。
それともママも悪い人だったのか……
全くわからない。
この子、最後にこう言いたかったんだ
「パパ」
たとえ暴力をふるう男でも、ご飯をくれなくても滅多帰ってこないパパでも……
だいすきだったんだと思う。
この子が、助けを求めたのはママじゃなかった。
そして「お腹が空いた」とも言わなかった。
「パパ」だったんだ。
辛かったと思う。
1番信じているのもパパだったんだね。
だから、逃げようとしなかつた。
こういうのを見るたびに赤ちゃんポストが、必要かなって思ってしまう。
救える命があるのに……
どうして浸透しないのだろう。
■死の直前「パパと呼び続けていた」 厚木の男児遺棄事件
(朝日新聞デジタル - 06月09日 18:54)
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